最近ちょくちょく前を通る右翼の街宣車
ご存知のとおり、いつも大音響を撒き散らしていますが
音源はポップスであったり、軍歌っぽいのもあり、いろいろです
それを聞いているうちに、ふと思い出したあるテレビ番組

「アニメンタリー・決断」
私以上の年代の方ならご存知かと思います
昭和46年4月3日から同年9月25日まで放映されてたようですが
もしかしたらローカルな高知のこと、
少し時差があって放映されてたかもしれません
アニメンタリーとは「アニメ」と「ドキュメンタリー」の融合語です
ガッチャマンやハクション大魔王、マッハGoGoGo!など
アニメで一世を風靡した
【タツノコプロ】の作品だったようですが
この「決断」は、ちょっと他とは違う異色を放っていました
7歳だった腰ひも屋の子供心にも、
なんとなく不思議なインパクトを残した番組です
何より内容は、太平洋戦争の主な出来事を全26話に渡って物語にしたもの
使われる音楽も、実際の軍歌をアレンジしたもので
「知恵を~めぐらせ~頭をつ~か~え~」で始まる主題歌は
今でも思い出しながら歌えるほどのインパクト
今考えると、この「決断」
かなり右寄りな作りになっていましたね
内容からは、どうしても戦争賛美の匂いがぬぐいきれず
当時は共産党を中心として、PTAや各教育団体から
反発もかなりあったようです
今の時代にはとても作れない、リアルすぎた作品です
主題歌のサビの部分にもある
「勝つも負けるも決断ひとつ」
今でも脳裏に残るこのフレーズ
日本を敗戦に追いこんだ決断は、
いったいどこにあったのでしょう?
スポンサーサイト
- 2006/05/25(木) 23:39:10|
- My favorites|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0