今日は月初の仕入れで、京都まで出張
もちろん経費節減の折?車での往復です
しかし近くなったといえ、往復10時間近い車の移動は
やっぱり疲れる…(^^;
中国の動向がとやかく言われる昨今
京都へ来るたびに思うことがあります
さかのぼること20数年前
バブルにかげりが見え始めた時代に、京都のメーカーは中国に進出
「技術が欲しい」中国と、「コストダウン」を計りたいメーカー
原料とレシピを渡して、向こうで加工するという契約でした
思惑が一致した両者でしたが
しかしこの思惑はもろくも崩れ去ります
技術を習得した工員を使って、中国はコピー品を量産し始めます
そしてそれはブローカーの手に渡り、一気に日本へ流通
それから先、京都がどんないいものを作ろうと、
1ヶ月足らずで価格何分の一というコピー品が出回る始末
特許なんてものはこの国には存在しません
こうして日本伝来の巧の技は廃れてゆく運命に…
今考えるとあほなことしたもんだわ
自業自得でしたな
さてそんな暗い話はさておき
今回の出張のお楽しみは

これです
こんな置物のいったい何が珍しいのかといいますと
実はこれ、すべて「和菓子」で出来ております…
当代随一といわれる和菓子職人さんの作品です
今回はその職人さんが作る和菓子をいただけるそうで
楽しみ楽しみ♪

順番に12ヶ月の和菓子が並びます
今回は自分の誕生月の花をモチーフにした和菓子を作ってくださいます

腰ひも屋の誕生月の花は「梅」
和菓子は時間が経つほど味も落ちるそうで
ありがたい職人さんが私のために作ってくれた和菓子を
出来立ちで頂ける幸せを噛み締めながら
美味しくいただいてきました♪
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- 2010/10/01(金) 23:20:04|
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